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1.訪問販売って何でしょう

2006年10月20日掲載

「訪問販売」と聞いてあなたはどんなイメージを持ちますか?
「近所の高齢者が訪問販売で高額な住宅リフォーム工事の契約をしたそうだ。騙されているんじゃないか」「セールスマンに勧められて浄水器を買ったが、やっぱり必要がなかった。キャンセルできないか」「何度か断ったのに繰り返し来て困った」など…もしかするとあまりいい印象がない、と言う方が多いかもしれませんね。

私は社団法人日本訪問販売協会消費者相談室に勤務しています。当協会には訪問販売を行う企業や、訪問販売で取り扱う商品の製造業者などが加盟しています。そもそもは法律を守って正しく訪問販売をするために作られた事業者団体で、その一環として一般の方から訪問販売に関する相談を電話で受けています。そんな立場から少し訪問販売のことをお話しします。

さて、訪問販売のイメージは人それぞれかもしれませんが、法律でその定義が決められています。その定義に当てはまり訪問販売とみなされれば、事業者は法律で定めている厳しい規制を守って販売活動をしなければなりません。逆に言うと、販売活動をすることは自由です。何かの商品を訪問販売したい、と思ったときに役所の許可などもらわなくても誰でも訪問販売はできます。ただ、厳しい規則を守る必要がある、ということです。ここでの「法律」とは「特定商取引に関する法律」と言われるもので、特定商取引(訪問販売や通信販売などいわゆるお店での販売活動ではない特別な形態)の公正と消費者保護を目的とするものです。

訪問販売の定義を簡単に言うと「営業所等以外の場所」で「指定商品・指定権利・指定役務(えきむ)」の販売または取引をすることをいいます。お店以外の場所で買い物をするというイメージです。もともとは、「行商」のように、店舗を持たない売り手が顧客のところに必要なものを届けに行き、必要な分だけ買ってもらうというようなものでした。それは特殊な売り方ですが、特別な法律で規制する必要はなかったようです。しかし、時代が移り、簡単な買い物とはいえないクレジットを利用した売買契約という複雑な仕組みを利用することが広まりました。そうなるとトラブルが起こりやすくなって、特別な法律が必要となったのです。相当するのが「特定商取引に関する法律」の前身の「訪問販売等に関する法律」でした。
…続きは次回。次回からは高齢者や知的障害のある方の相談事例などご紹介します。

プロフィール

写真:米山さん

米山 眞梨子/よねやま まりこ
(社)日本訪問販売協会消費者相談室主任研究員
大阪市で生まれ、東京都杉並区で育ち、奈良で青春を過ごし、大阪で就職。
結婚で千葉県市川市に転居、現在は東京都渋谷区在住。二児の母。
子供が4歳・2歳の1992年に消費生活アドバイザー資格取得。
通商産業省(現 経済産業省)消費者相談室にて5年勤務後、現職。
消費者相談の受付、解決の他、相談のレポートや事業者向け啓発資料、書籍等を作成。
事業者向けの研修講師のほか各地の消費者センター等での消費者啓発講座の講師等も務めている。

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http://www.jdsa.or.jp/www/shohi/frameset1.html

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