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障害者等用駐車場

2015年3月24日掲載

4月、5月と新緑の季節が訪れるとともに、出かける機会が増えるのではないでしょうか。
車いすを利用している人の中には、車で出かける方もいらっしゃるかと思います。
その際、目的地選びのポイントとして、車いす利用者が停めることが出来る「駐車場」の有り無しが重要です。車いすを車から出し入れするため、ある程度スペースがないと、駐車できないからです。
そこで、車いすを利用している方など、障がい者等用の駐車場があることをご存知でしょうか。

今回は、車いすを使用している私も、気になる「障害者等用駐車場」についてご説明します。

「障害者等用駐車場」とは

写真:障害者等用駐車場 車いすの乗降に必要な広さを備えた駐車場です。高齢者、障がい者などが対象者となっています。
施設の出入り口付近などに設置されていて、法律上、一定規模以上の施設は「障害者等用駐車場」の設置が義務付けられています。
「障害者等用駐車場」が設置されている主な場所は以下のようなところです。

特別特定建築物に附属する駐車場
例:官公庁などの公共施設の駐車場
道路の附属物である駐車場
例:高速道路のPA・SAの駐車場
特定路外駐車場
例:平面有料駐車場

障害者等用駐車場

平成18年に施行された「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」によって高齢者、障がい者(身体障がい者・知的障がい者・精神障がい者・発達障がい者を含む、すべての障がい者)、妊婦、けが人などの移動や施設利用の利便性や安全性の向上を促進するため、公共交通機関、建築物、公共施設等のバリアフリー化を推進し、設置を義務づけられた設備です。

車いす利用者が思う問題点

「障害者等用駐車場」は車いす利用者にとってなくてはならない設備です。
しかし、以下の理由などから駐車できない場合があります。

  • 設置数が限られていること
  • 一般の方が利用してしまうこと
  • 目的通りに使用されているか否かを判断することができないこと

最近では、このような理由を解決するため「パーキング・パーミット制度」を導入し、「利用書」を発行する自治体が増えています。
「パーキング・パーミット制度」は、平成18年に、佐賀県で全国にさきがけ採用されました。
当初は、佐賀県独自のサービスでしたが、平成26年2月1日時点で全国31府県での相互利用が可能になるほど広がりをみせています。
「障害者等用駐車場」が導入されている県は以下のようなところです。

  • 佐賀県
  • 福島県
  • 埼玉県-川口市

パーキング・パーミット制度

この制度では、「障害者等用駐車場」を利用できる対象者の範囲が設定されています。
条件に該当する希望者には、「利用証」を交付してもらえます。
「利用証」は、地域の協力施設において、共通して有効となります。 この「利用証」の有無により、不適正な駐車を抑止することが可能です。

施設による「障害者等用駐車場」独自の取組み

写真: イオン株式会社では、不適正な駐車を防止するため「身障者向け駐車システム」を導入しています。
このシステムでは、専用区画の出入り口に設置されたゲートを専用のリモコンで操作します。原則、車いすを使用されている方か身体障がい者手帳をお持ちの方を対象としています。
利用の際、インフォメーションやサービスカウンターにて申し込みをおこないます。ここで手帳などの確認をするため、不正利用が出来ないようになっています。
以前にも、「ゆうゆうゆう」でこのシステムを取り上げています。
詳しくはこちら、イオンの身障者向け駐車システムをご覧ください。

編集後記

私も車いすを使用しており、出かける時は、マイカーを利用しています。
一人で出かけることも多いので、「駐車」に苦労することがよくあります。
しばしば、高速道路のサービスエリアを利用しますが「障害者等用駐車場」は多くの場合、停めることが出来ずとても困っています。
そのようなときに駐車している人を観察してみると、かならずしも必要としている人とは到底思えない方が多いのです。とても悲しい気持ちになります。
私が普段よく利用するお店の駐車場は、警備員さんが立ってくれていますので、その点、助かっています。
以前、ニュースで「障害者等用駐車場」の不正利用が8割という記事を見たことがあります。
できれば、みんながルールを守り「障害者等用駐車場」を本来必要としている人が安心して使うことができる社会になることを願いたいと思います。


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