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「ゆうゆうゆう」は、NTTが障がい者の雇用促進を目的に設立した「NTTクラルティ株式会社」によって運営されています。

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バッテリーを必要としない歩行支援器「ACSIVE」

2014年10月28日掲載

みなさんの中には、めくれた絨毯や電気コードに足をとられて、転びそうになった経験があるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その原因の一つに、足の筋力の低下があります。自分ではしっかりと足を上げているつもりでも、つま先を充分にあげることができていないためにつまずいてしまう…。
通常は、適度な運動をすることで改善は可能だと言われています。
しかし、脳血管障がいで片麻痺がある方はどうでしょう?意識していても思うように足が動かないため、思うようには運動をすることができません。

そこで今回は、バネの力で無理なく次の一歩を踏み出せるようアシストしてくれる「ACSIVE(アクシブ)」をご紹介します。
ぜひ、ご覧ください。

写真:「ACSIVE(アクシブ)」

歩行支援器「ACSIVE」とは?

アクシブは自力二足歩行ロボットをヒントにした、モーターも電源もいらない歩行装具です。
構造は片足の骨格のような形状をしており、足に装着すると腰骨の位置に仕込まれたバネが、足が後ろに下がると縮み、その後反動で太もも、ひざ下を順に振り出し、無理なく次の一歩を踏み出せることで歩行をアシストします。
足の付け根、ヒザを軸とする2重の振り子運動を利用し、少ないエネルギーを用いて効率よく歩行できるようにするものです。

電機やモーターを使わず、バネと振り子の動きが作用し、足の振り出しをアシスト!

イラスト:「ACSIVE(アクシブ)」を装着している図1

装着側の足を着地して体幹を前に進めると、ヒップユニットに装備されたバネが縮まり、力が蓄えられます。

イラスト:「ACSIVE(アクシブ)」を装着している図2

装着側の足を振り出すと、ヒップユニットのバネが伸び、蓄えられた力が放出されます。
このとき、自然に膝が軽く前に出される感じがします。

歩行支援器「ACSIVE」ついての説明動画(15分)


(注意点)
・膝や足首を支える機能は有りません。
・使用にあたっては、医師やリハビリの専門家にご相談の上、検討していただくことをお勧めします。

ポイント1 装着簡単で持ち運びもラクラク

写真:「ACSIVE(アクシブ)」を装着している様子

2本のベルトを締めるだけの簡単装着。
シンプルな構造で、本体重量が550gと軽量です。

ポイント2 高い静粛性

イラスト:ばねを使用した、動力部分

外部動力モーターがないので、歩行中も静か。
いろいろな場所で、気を使うことなく利用ができます。

ポイント3 低コスト

写真:「ACSIVE(アクシブ)」のい構成部品

バッテリーがないので、充電不要なため、維持コストがかかりません。

販売元からのコメント

開発経緯

写真:男女のモデルさんが「ACSIVE(アクシブ)」を装着している様子

今仙技術研究所は、歩く原理(受動歩行)の研究を行う名古屋工業大学・佐野教授から、実験装置の特注依頼を受けて、設計製作をしてきました。
佐野教授の研究が進められる中、ロボットの歩行動作は、人間のものと極めて近く、より親和性の高い歩行支援装置ができるのではないかと考えるようになりました。

2008年、受動歩行ロボット「ブルーバイペッド(成人ヒトサイズ)」を開発し、グッドデザイン賞を受賞しました。
このころから、アシスト受動歩行などの研究は、歩行支援・脚式運搬機・上体運動・足首機構・スポーツなどに広がり、歩行可能範囲は、スロープから平地へと拡大していきました。
2010年からは、名古屋工業大学と共同研究を進めるようになりました。
2013年、板金支柱モデルで、重さ900gの腰ベルト仕様・歩行支援機「ACSIVE」を作成しました。
2014年、カーボン支柱モデルとし、500g台まで軽量化に成功しました。同年9月9日に、記者発表を行い販売に到りました。

会社情報

株式会社 今仙技術研究所
〒509-0109 岐阜県各務原市テクノプラザ3丁目1番8号
TEL:058-379-2727 FAX:058-379-2726

今仙技術研究所:詳しくはこちら(新しいウインドウが開きます)

編集後記

以前、ゆうゆうゆうでは、動力を使って歩行支援をするロボットスーツを取り上げたことがあります。
今回紹介した、歩行支援器「ACSIVE」は、サイズ面において、個人でも所有することができるものです!
また歩行サポートは、実際の人間の歩行に近い形状で行われるため、無理な力がかからず、リハビリにも適しているのではないでしょうか。
この製品を使用することによって、歩くことをあきらめる人が少なくなることを期待したいです。

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