「ゆうゆうゆう」は、NTTが障がい者の雇用促進を目的に設立した「NTTクラルティ株式会社」によって運営されています。
2007年7月6日掲載
みなさん拡大読書器ってご存知でしょうか?この機器はメガネやコンタクトレンズで矯正しても十分な視力が得られない視力・視機能障害の人が、印刷物を読む時に使う補助具です。日本製や海外製、卓上型や携帯型と種類はたくさんありますが、今回はその中でも携帯に優れた、(株)タイムズコーポレーション(発売元)の「ルッキー」をご紹介します。
まず最初に「ルッキー」のプロフィールを簡単にご紹介します。
アイルランド生まれ(アイルランド製)。Rehan Electronics (レハンエレクトロニクス)社で作られています。
大きさは手のひらサイズ!3.5インチのカラー液晶に折りたたみ式の持ち手付き。持ち手は用途に応じて5段階に角度調節が可能。
カメラは、位置ズレを少なくするため液晶裏の中央に設置。倍率は対象物の高さにより自動可変(2.5倍から6.7倍)。ピントもオートフォーカスなので、常にジャストピント!!
電池は交換が可能な単三型ニッケル水素電池を2個使用。(4時間充電で約1.5時間使用可)。
重さは200グラムと軽い!
どうですか?スリムなボディの中に必要な機能が凝縮され、とても便利そうですよね。
そこで、毎日、卓上型の拡大読書器を使っている視覚障害の社員が、「ルッキー」を使ってみました。どんな使い方をするのか?使い勝手はどうなのか?当事者の視点で本音を語っていただきましょう(笑)。一風変わった使い方をする人もいるかも!?