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しゃべるタッチパネルを搭載した試作電話機を体験

2007年10月15日掲載

「CEATEC JAPAN(シーテック ジャパン)2007」が、10月2日(火)から6日(土)まで、千葉市幕張メッセにて開催された。これは、急速に変化するIT・エレクトロニクス分野から最新のデジタル情報機器、通信機器などが多数出展されるイベントであり、開催中の延べ来場者数は20万人以上に上った。

写真:来場者が行きかうシーテックジャパンの会場の様子

タッチパネル搭載型「ひかり電話」の改良に向けて

今回、弊社の視覚に障害のあるスタッフは、NTT東日本・西日本のブースにお邪魔し、ユニバーサルデザイン電話機の使用体験を行なった。現在試作段階の、タッチパネル搭載型「ひかり電話」の音声読み上げ機能の体験だ。近年、銀行ATMや鉄道の券売機などに普及しているタッチパネルであるが、直感的に操作できる一方、視覚に障害のある人にとっては、画面に表示されている内容も、ボタンの場所も分からないため、大きなバリアとなっている。NTT東西の「ひかり電話」にも、既にタッチパネルが搭載されている製品があるが、今後は視覚に障害のある人にも仕えるようにしていきたいとのことだ。

しゃべるタッチパネルを体験

写真:視覚に障害のある社員が「しゃべるタッチパネル」を体験している様子

実際に試作品の電話機に触れてみた。視覚に障害のある人が使えるように、大きく分けてふたつの取り組みがされていた。まず、画面表示が音声で読み上げられることだ。タッチパネルに触れると、そこに表示されている項目を音声で確認することができる。たとえば、「電話をかけます」、「電話帳を検索します」といった具合だ。その後、目的の操作項目であれば、同じ場所に再び触れると、作業が確定するという仕組みになっていた。
次に、視覚に障害のある人が操作しやすいように、タッチパネルの外枠には凹凸や点字表記の数字が用意されていた。この突起や点字表示を目安として、タッチパネル上に指を滑らせていけば、目的の操作項目を比較的正確に押すことができるという仕組みだ。基本的に突起が目印となっているので、点字が使えない視覚に障害のある人にも優しい設計となっている。
また、着信時に、電話帳登録者の名前を読み上げる機能などもあり、視覚に障害のある人のみならず、認知に障害のある人や、高齢者にも優しい電話機になると感じた。
視覚に障害のある人にとっての操作性については、まだ改良が必要な点も多い。しかし、タッチパネルを視覚に障害のある人にも使えるように改良していこうというNTT東西の姿勢は評価したい。今後、視覚に障害のある人々を含め、より多くの人々に配慮された製品となることを強く期待する。

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