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取り付け簡単!車いすを電動化する「SmartDrive MX2」

2015年9月28日掲載

手動式車いすユーザーの方の中には、外出先のスロープや坂道、ホテルのカーペットなど、抵抗の大きい路面で苦労される方が多いのではないでしょうか。
特に腕の力が弱い方にとっては、ちょっとした傾斜でも車いすの移動はとても大変です。
今回ご紹介する「スマートドライブ(SmartDrive)MX2」は、そんな悩みを解消する製品です。普段使っている手動式車いすを簡単に電動化することが可能で、手動式車いすと電動車いす両方のメリットを生かした車いすライフを提供してくれます。
今回は、上肢障害のある車いすスタッフが実際に使用した感想を交えてお伝えします。

写真:「SmartDrive_MX2」

スマートドライブ(SmartDrive)MX2とは?

スマートドライブは米国のマックスモビリティ社製の「手動式車いす用の着脱式電動アシスト装置」で、今年の8月に第3世代となる最新型のMX2が国内販売元である株式会社アクセスインターナショナルよりリリースされました。
普段使っている手動式車いすに簡単に取り付けることができ、操作もとても簡単!スイッチを入れ、"ひとこぎ"するだけで滑るように車いすが進み始めます。長いのぼり坂や、絨毯やカーペットの上でも軽々と移動することが可能です!

ポイント1 簡単な着脱、多彩なアタッチメントで多くの車いすに対応!

スマートドライブMX2は固定型(リジット)、折りたたみ型(フォールディング)両方に対応しており、取り付ける車いすの座幅・タイヤ径に合せた調整が可能で、多くの種類の車いすに取り付けることができます(注1)。
固定型車いすの場合は、あらかじめ車軸のアクスルバーに、専用ブランケットを取り付けておくことで、ワンタッチで取り外しができます。
折りたたみ型車いすの場合は、両輪の車軸の間に、専用のバネの入った伸縮するアクスルバーをはめる形で取り付けます。
どちらの場合も工具は不要でとても簡単です。(注2)

(注1)取り付け可能な車いすの条件など詳細につきましては販売店にご確認ください。
(注2)最初の調整には工具が必要となります。詳しくは販売店へご確認ください。

ポイント2 よりコンパクトに、より革新的に、進化した最新モデル!

バッテリーを内蔵したドライブユニットは、従来型よりコンパクトになり軽量化も実現しました。
また、従来型では有線で車いすに取り付けていたコントローラーがBluetoothによる無線型コントローラーへ進化しました。
コントローラーは腕時計のように装着し、スイッチとタップ動作によってドライブユニットを制御することができます。また、バイブレーションとLEDランプでドライブユニットの状態を把握することが可能となっています。

ポイント3 直観的な操作性と力強いアシスト

操作はいたって簡単です。コントローラーのスイッチを押し、Bluetoothでドライブユニットとリンクすれば準備完了です。
コントローラーのバイブレーションとLEDの点灯によって、準備ができたことを知ることができます。あとは車いすを"ひとこぎ"すると、その動きをドライブユニットが感知して電動アシストが始動します。弱い力でこぎ出せばゆっくりとしたスピードで進み続け、力強くこぎ出せばその力に応じたスピードとなります(アシスト可能な最高速度は時速6キロまで)。
一度作動した電動アシストは持続的に働く為、進み出した後は漕ぐ必要はありません。途中から上り坂となった場合もスピードを維持して進んでくれます。
電動アシストはコントローラーをタップする(振動を加える)ことで解除されます。減速したり、止まりたい時はコントローラーをタップし、電動アシストを解除してからハンドリムを抑えてブレーキをかけます(注3)。
減速や停止した後も、"ひとこぎ"して加速すればすぐに電動アシストが再開します。

(注3)電動アシストを解除していない状態で(コントローラーをタップせずに)ブレーキ動作をおこなっても、電動アシストが作動し続け、減速・停止することはできません。

体験者からのコメント

実際に上肢障がいのある車いすスタッフ(頚椎損傷C4.5.6:Zancolli分類C6B?:フランケル分類A)が利用してみました。
腕時計型コントローラーの取り外しは、指に障がいがある為、少し工夫が必要でしたが、スイッチは押しやすく操作が可能でした。
さっそく走り出してみたいところですが、まずは一番大切なブレーキ動作の練習をします。前述の通り、減速・停止の為には、コントローラーをタップし電動アシストを解除してから、ブレーキをかける必要があります。電動アシストが解除されていれば、ブレーキに必要な力は普段とほとんど変わりません。しかし、仮に電動アシストが働いている状態で減速・停止させようとしても、電動アシストが働き続ける為、減速・停止は困難で、そのような使い方は故障の原因にもなるようです。減速・停止をするには必ず電動アシストを解除する必要があります。電動アシストを解除するためのタップ動作は、コントローラーを付けた腕で軽くハンドリムをたたいたり、腕を振ることで作動してくれました。コントローラーはかなり敏感に反応する印象です。ちょっとした腕の動きを感知し、意図せず電動アシストが解除されることが何度かありましたが、安全の為にはこれくらい敏感に反応してくれた方が安心です。
しっかりと止まれるようになったら、いよいよ屋外で実走です!
静止状態からのこぎ出しは、ドライブユニットの存在を意識させられることはなく、軽くこぎ出すことができました。"ひとこぎ"した後、普通であれば減速してしまうところですが、電動アシストが作動し、動き出します。その作動とアシスト感に違和感はなく、勝手に進む感覚に最初は少しとまどいましたが、すぐに慣れることができました。スロープや傾斜地でも、動きだし時のスピードをそのまま維持して、難なく進み続けてくれました。
最後に、バッテリーが切れた時など、電動アシストを切った状態で車いすの動きにどのくらい抵抗がかかるのかを確認しました。
その結果、電動アシストを切った状態で操作しても、大きな抵抗は感じませんでした。これなら、人込みや狭い場所では電動アシストを解除し、手動で操作でき、屋外では電動アシストで楽々移動!といった使い分けができそうです。

販売元からのコメント 写真:「SmartDrive」を持って説明している様子

「かっこいい簡易電動がほしい。」「必要ない時は車いすから全て取り外せる電動ユニット」
「年齢が上がっても手動車いすでアクティブに動き回りたい」そんなニーズに対する答えを求め、社長の山崎がアメリカで発掘した製品です。
今までにないコンセプト、今までにないデザイン、今までにない性能と、全く新しい新感覚の電動ユニットに心を打たれ、すぐに現場で交渉した山崎。「今までにない新感覚の電動ユニットだけど日本のユーザーには絶対に喜ばれる!」そう信じて販売開始。
結果は予想を大幅に上回る大大大反響!やはり思いはみんな同じだと実感しました。
この新しい感覚の電動ユニットをぜひ一度体感してください。きっと気に入るはずです。

会社情報

株式会社アクセスインターナショナル
URL:詳しくはこちら(新しいウインドウが開きます)

【東京本社】
〒123-0871 東京都足立区椿1-1-12
TEL: 03-5856-9611(代表)  FAX: 03-5856-9622

【大阪営業所】
〒590-0982 大阪府堺市堺区海山町4-163-11
TEL: 072-223-1152 FAX: 072-223-1154

編集後記

いかがでしたでしょうか。スマートドライブMX2の魅力を少しでも感じていただけましたか。
車いす利用者は、それぞれ障がいの種類なども違いますので、個人差はあると思いますが、そうした方々の参考になればと思います。
また、購入を希望される方は、株式会社アクセスインターナショナルまたは販売代理店の担当者より、製品説明と使用講習を受けてください。正しく安全に使用するためには、この説明と講習が必要となります。


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