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「ゆうゆうゆう」は、NTTが障がい者の雇用促進を目的に設立した「NTTクラルティ株式会社」によって運営されています。

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障害のある人と働くことでつながる輪

アクサ生命の障害者雇用が急速に進んだ理由などについてダイバーシティ推進室の金子様にインタビューしました。

「できること」を見て意義のある仕事をさせる

聞き手:

会社の各部門に障害のある方を雇用しているそうですが、障害者雇用を積極的に始められたきっかけはどういったことからだったのでしょう?

金子:

2009年、社員の多様性(ダイバーシティ・インクルージョン)を推進するという目的でダイバーシティ推進室を設置し、これをきっかけに、障害者雇用に積極的に取り組むことになりました。この背景には、そもそも法定雇用率を満たしていないことは企業の社会的責任、またコンプライアンスの観点からも問題があるという経営トップの認識がありました。
そして、あえて特例子会社を設立せず、多くの部門と全国の営業店網を通じて雇用を進める戦略を立てました。

写真:インタビュアーと語る金子様

聞き手:

具体的にはどのような方法だったのでしょう?

金子:

各部門に、ダイバーシティチャンピオンというダイバーシティ推進者を任命したのです。チャンピオンたちが部門の障害者の受け入れの窓口になりました。
「今、こういった業務がある」や「こういう人材がほしい」という情報を提供してもらい、こちらからも情報提供を行うことで、雇用が進んでいきました。

聞き手:

障害者を採用する上で注意していることはありますか?

金子:

障害者の採用にあたっては、障害ではなく能力を見るようにしています。何ができるかを見て業務とマッチングさせることで採用が進んでいくと思うのです。
マッチングがうまくいってこそ、本人や周りの人が「意義のある仕事をしている」と思えるのだと思います。

一緒に働くことで深まる障害者への理解

聞き手:

意義のある仕事ができれば本人のモチベーションアップにつながりますね。障害者雇用を進めている中で印象的なことはありましたか?

金子:

社員対象にアンケート調査を行ったのですが、その中で「障害者雇用を積極的に推進することはアクサにとって良いことか」と聞いた結果、80%の社員が「イエス」という回答だったのです。しかも、障害者と一緒に働いている人ほど、障害者雇用への支持が高く現れたのです。この結果には大変うれしく思いました。
一方、障害者と共に働く機会が無い社員からは、「わからない」という意見が3分の1以上。障害者雇用の推進のためにも、障害者と接することが重要だと感じます。

聞き手:

一緒に働いているからこそ理解できるのかもしれませんね。障害者雇用を進める中で感じていることはありますか?

金子:

当社には聴覚障害者が多いのですが、人材育成で研修などがあった場合、社内の手話通訳士が通訳をしています。ただ、1日の研修になると、「ずっと手話を見ていることがつらい、ノートテイクが良い」というろう者もいます。すると、ある部門がノートテイクの社内ボランティアチームを立ち上げたのです。
ボランティアはきちんと集まるかしらと思っていたら、40人くらいが応募してくれたのです。障害者がいるということで、協力し合ったり、配慮がとても行き届くようになったり、職場の雰囲気が変わったりというプラスの変化がありました。これはお金に換算できない価値だと思っています。

写真:ノートテイクの様子

聞き手:

障害者への理解があるって素晴らしいことですね。理解を深めるために工夫していることはありますか?

金子:

障害者を理解するための研修をしています。障害のある社員が職場に定着するには、周囲の社員が障害を理解することがとても重要だからです。
研修の講師は障害のある社員自身に担当してもらっています。当事者の方が説得力もありますし、わかってもらいやすいと思うのです。体験型、あるいはディスカッションを取り入れたワークショップ型の研修です。

障害のある人もチームの中で充実して働ける職場へ

聞き手:

最後に今後の展望をお聞かせください。

金子:

今後は、障害者雇用の「定着」と「充実」を図ることが目標です。つまり、入社していただいた方々にしっかり定着してもらいたいと思います。
よく「ダイバーシティ&インクルージョン」と言っているのですが、その意味するところは、ダイバーシティは多様性、インクルージョンはそのチームの一員になる、ということです。
この二つの要素を同時に達成できてこそ、障害者雇用の価値があると思っています。障害のある人がチームの一員となり充実して働いていけるよう、これからもフォローしていきたいです。

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