メニュー
ログイン
運営会社について

「ゆうゆうゆう」は、NTTが障がい者の雇用促進を目的に設立した「NTTクラルティ株式会社」によって運営されています。

本文ここから

障がい理解の普及を目指す!株式会社ミライロの取組み

2015年2月24日掲載

写真:株式会社ミライロ_ロゴマーク

今回は、「バリア(障がい)をバリュー(価値)に変える」ことを目標に、ユニバーサルマナー研修」「ユニバーサルマナー検定」などの事業を行っている株式会社ミライロの方にお話しを伺いました。
ぜひご覧ください。

聞き手:

経営理念「バリアバリュー」は「バリア(障がい)をバリュー(価値)に変える」という意味だそうですね。具体的にはどのようなことなのでしょう。

写真:視覚障がい当事者が施設のバリアフリー検証を行っている様子

ミライロ:

たとえば街中の小さな段差の危険性、歩いている多くの人はなかなか気が付かないものですよね。ところが、車いすを利用したりベビーカーを押してみると段差の多さや不便さを感じる人は多いと思います。「ここにスロープがあったら」「点字ブロックがあったら」「電光掲示板があったら」…等々、障がい者だからこそ気が付く視点や感性をひとつの「価値」として認め活かすことでバリアフリーな社会の実現を目指す、という考え方です。

聞き手:

当事者になってみて初めて分かることは、沢山ありますよね。「障がいをプラスに変える」とても素敵な考え方だと思います。どのような事業をされているのですか。

ミライロ:

依頼のあった施設や商品に対して、障がいのある社員が調査し、バリアフリー化に向けた改善提案、障がい者の視点を活かしたバリアフリーマップ作成などを行っています。また、障がいに関する講演や障がい者と接する際のマナーを学ぶ「ユニバーサルマナー研修」、障がいに関する知識等を図り身に着ける「バリアフリーマナー検定」等、障がい者に対する理解を広めるための取組みも展開しています。

聞き手:

幅広くさまざまな事業を行われていますね。

ミライロ:

はい。どの事業も大切だと思いますが、どんなに立派で便利な施設や製品があっても使うのは人間なので、まずは多くの方に障がいについて関心をもってもらい、理解をしていただくことが必要だと考えています。実際、講演や研修を受講してくださった方から「障がいを理解することは必要だと思うが、具体的にどのように接していいのかわからなかった」といった声をよくいただきます。 こうしたご意見に応えるために、ミライロの講演や研修では、自分と他人の違いを認めた上でその違いを埋めるために「できること・気づいたことから始めてみる」ことを感じていただけるよう工夫しています。

写真:図面でバリアフリーの検証

聞き手:

ほかに工夫されていることはありますか。

ミライロ:

講演や研修の講師は、障がい当事者が行っています。また、講演があった翌日には全体会議を開き「もっと楽しんでもらえるためにできることはないか」などと議論を重ねて試行錯誤しながらカリキュラムを作成しました。障がいの特性を大人でも子どもでも、いつでもどこでもごく当たり前のマナーとして身に着けていただきたい、という願いを込め、「ユニバーサルマナー研修」「ユニバーサルマナー検定」という名称にしました。マナーとして、さまざまな障がいのことを、楽しく気楽に身近に感じていただき、興味を持っていただけたら嬉しいです。

聞き手:

本当にそうですね。講演やユニバーサルマナー研修と合わせて、ユニバーサルマナー検定を開始されたのはなにか理由がありますか?

ミライロ:

講演やユニバーサルマナー研修は、企業等の団体の方にご利用いただいており個人の方の要望にはなかなか応えられません。より多くの方に「マナー」として障がいの特性や接し方を知っていただきたかったので、個人の方にできるサービスをと考えたことがきっかけです。

聞き手:

検定でしたら誰でもチャレンジできますね。

ミライロ:

おかげさまで、講演や研修に興味をもってくださった企業の方や、研修を受けて下さった方が個人で検定を受けて下さるなど、予想以上の反響があり手ごたえを感じています。

写真:垣内社長が講演を行っている様子

聞き手:

それは嬉しいですね。受講した方にとっても学んだことを形に、資格として認定されるということでモチベーションが高まるのではないでしょうか。 今後の目標などはありますか。

ミライロ:

今後も「講演・研修・検定」の各事業を全国に広めることで、障がい理解の普及を図りたいと考えています。とくに2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。子どもを含む、より多くの方に障がいに対する理解を広め「UD先進国・日本」を実現できればと思っています。 その一環として、バリアフリー観光や障がい者の災害対策等に関する事業なども行っていきたいですね。常に「バリア(障害)をバリュー(価値)に変える」ことを目指し、さまざまな分野にチャレンジしていきたいと思っています。

聞き手:

「バリア(障がい)をバリュー(価値)に変える」−。私たち障がい者にとって、自分の障がいに対して理解が深まったり、障がいを活かすことができたなら嬉しいことだと思います。今後のご活躍、期待しております。本日はお忙しい中、どうもありがとうございました。

会社情報

株式会社ミライロ
〒  532-0011
大阪府大阪市淀川区西中島3-8-15 新大阪松島ビル8F
【お問い合せ先】
TEL: 06-6195-7853
FAX: 06-6195-7854
株式会社ミライロ

編集後記

「バリア(障がい)をバリュー(価値)に変える」印象に残る言葉でした。
ミライロさんの取組みをお伺いし、改めて自分と全く同じ人はいないこと。 だからこそお互い違って面白い、分かり合えた時の喜びがあるのだと感じました。
一人でも多くの人とコミュニケーションを深め、理解しあえる喜びを分かち合うために、私たちも頑張りたいな!と感じました。 お住まいの地域や職場でも、障がい者による講演会や手話講習会等が開かれているかもしれません。
興味のある講演やイベント等に参加してみてはいかがでしょうか。


投稿された内容の著作権は投稿者に帰属します。
投稿のルールは「このサイトについて」をご覧ください。

協賛企業のご紹介

特別協賛企業の製品・サービスのご紹介