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ユニバーサル技能五輪国際大会総合プロデューサーの残間里江子さん 1/3

2007年10月16日掲載

11月に開催される2007年ユニバーサル技能五輪国際大会。総合プロデューサーの残間里江子さんに、大会に向けた取組みや抱負を伺いました。

ものづくりの大切さを伝えたい

写真:残間さん

聞き手:

今回、残間さんがユニバーサル技能五輪国際大会のプロデューサーを引き受けるようになったきっかけを教えてください。

残間:

4年前に、国と静岡県から要請されました。それ以前から、「静岡県に大会を呼びましょう」という県の委員会に入ってもいました。4年の間に3つの国内大会と、前回のフィンランドで行われたヘルシンキ国際大会を見てきました。また、私は12歳から18歳までの青春時代を静岡県で過ごしていて、2001年には、東海道宿駅制度400年記念イベントの総合プロデューサーをやっていました。そのようなことがあったので、「残間にやらせよう!」と決まったのではないかと思います。

今回のように、「技能五輪国際大会」と「国際アビリンピック大会」が同時に開催されるのは史上初めてです。「若者と技」、「障害者と技」ということで大変、意義深いものだと思っています。
日本では「ものづくり」の現場に対して、特に若い人が未だに3k(きたない・きつい・きびしい)のイメージがあり、興味をなくしています。22歳以下の若い人が技を競い合う技能五輪国際大会は、若者に「ものづくり」への興味を取り戻してもらえるきっかけになればいいなと思っています。また、国際アビリンピック大会では、障害者が単に社会の一員というだけでなく、技をお金に替える。つまり、「就労」へとつなげていけるよう努力したいと思います。
日本は今春の統計で、50歳以上が5406万人になりました。これからは身体に故障箇所を持った人たちが増えるわけですから、障害の有無に過度に拘らず、大きな視点で「ものづくり」をとらえていきたいと思っています。私自身がこの間経験した4つの大会を通して「こんなすばらしい大会があったのか!」と感激した思いを、多くの方に伝えたいということから引き受けました。

聞き手:

引き受けられたときの気持ちはどうでしたか?

残間:

日本は、まだまだこの大会の認知度が低いんですよ。韓国の場合、国をあげて応援していて、例えば、技能五輪の国際大会で金メダルを獲ると120万円。銀メダルは80万円。銅メダルは60万円の褒賞金が渡されます。なおかつ、最長20年間の年金支給や、就職するときに国内の大手企業に国が推薦してくれたり、兵役が免除されたりするのです。国全体がものづくりを大切にし、大統領が陣頭指揮をとっています。一方、日本の場合は、ものづくりに携わる人の給料は高いとは言えませんし、世界大会にも自費で参加する現状です。ものづくりが大切だと言いながら、まだまだ厳しい面がたくさんあります。ですから今回の大会を一人でも多くの人に知ってほしいというのが切なる願いです。


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