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「ゆうゆうゆう」は、NTTが障がい者の雇用促進を目的に設立した「NTTクラルティ株式会社」によって運営されています。

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1.緑の多い国立塩原視力障害センター

国立塩原視力障害センターは、視覚に障害がある方々の国立の障害者支援施設であり、あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師養成のための理療教育及び日常生活に必要な諸技能を身につけるための生活訓練を行い、社会復帰を図ることを目的にしています。

センターは、JR西那須野駅からバスで35分の塩原温泉郷の入り口にあり、決して便利とは言えませんが、大正天皇の旧御用邸という由緒ある施設です。どうだんつつじの生け垣に囲まれた敷地は当時の面影を残しており、平成16年には常陸宮ご夫妻が、平成18年には三笠宮ご夫妻がお見えになりました。当時の建物は順次建て替えられましたが、「天皇の間」は昭和56年に塩原町(現、那須塩原市)に移管され、一般公開されています。

国立塩原視力障害センターは、昭和23年に国立塩原光明寮として発足し、昭和39年に、国立塩原視力障害センターに改称されました。当初はあん摩マッサージのみでしたが、昭和28年に、はり、きゅう科が設置されています。発足当初は火鉢で暖を取る厳しい生活だったそうです。当時の卒業生が訪ねてくると、「今は恵まれているなあ」と言われます。

昭和47年には、短期生活訓練という形で生活訓練が始まり、平成元年には生活訓練課程として、正式に設置されました。もうすぐ発足から60年になりますが、この60年間に2800人の視覚障害の方が、センターを卒業・修了し、旅立っていきました。

私は昭和49年4月、心細い思いを抱えながら塩原に来ました。最初の頃、1日が途方もなく長く感じられるほど、緊張しっぱなしでしたが、5月になると、山全体が柔らかな新緑に包まれ、空気も緑色になる感じがして、心が和んだのを覚えています。当時は南東北と北関東から200名の方が入所され、センターの中はいつも賑やかで、活気がありました。

そのような中、私は今、センターに入所された視覚障害の方々に、生活支援や進路支援、点字や調理などの生活訓練の仕事をさせて頂いています。

プロフィール

写真:棟形さん

棟形 さつき/むなかた さつき

今、話題になっている団塊の世代のひとりです。
山形県の寒河江市で生まれ、宮城県の仙台市で育ちました。
大学卒業後、聴講生や研究室のお手伝いをし、昭和49年から栃木県那須塩原市にある「国立塩原視力障害センター」に勤めさせて頂いています。センターという場で、たくさんの出会いを頂き、そのおかげでここまで来ることができたと、今、感謝の気持ちでいっぱいです。

国立塩原視力障害センター 新規ウィンドウを開きます
http://www.shiobara-nhb.go.jp/

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