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生活を含めての支援! 1/5

2005年7月12日掲載

星城大学リハビリテーション学部教授で、障害のある方のコミュニケーション機器などについて研究されている畠山卓朗さんに、障害のある方への生活支援についてお話を伺いました。

自分に置き換えながら障害をとらえる

写真:障害のとらえ方について語る畠山さん

聞き手:

畠山さんは、障害というものをどうとらえていらっしゃいますか?

畠山:

いきなり、答えるのがとても難しい質問ですね。 現在は大学で教員をしていますが、一方で障害のある方のお宅へお伺いし、地域のスタッフの後方支援のサポートもさせてもらっています。

例えば、車椅子を使用している方と接すると、エンジニアとしての職業意識もあって「車椅子を使用しておられるのだ」とまずとらえます。しかしその方と係わっていくうちに、そういう意識は薄れていきます。 決して格好よく言うつもりはないのですが、『その人を理解する』または『私自身を理解してもらう』という中で、障害を意識するのではなく、人として接しようとしています。 そういう意味で、今の自分の中では障害者、健常者とはっきり区別する線がだんだん無くなってきています。 私自身がまさに、細かい字を見る為にはメガネを使う必要があります。また、いろんな所で講演する機会があり、お話しさせてもらうのですが、私は喋るのが苦手で、うまく喋れないのです。 それなのにコミュニケーションを求められ、皆さんの前でお話しさせてもらうのが不思議であり、違和感があるのです。 小さい頃を思い起こせば、人前で話すことは絶対できないし、一対一で話す時でも人の目が見られない人間だったのです。 そういう意味では私自身の中にも障害があったのだと思います。 それは今でも名残りがあります。 だから私にとって障害というのは、他者の障害というよりも常に自分に置き換えながら障害をとらえています。

もちろん支援していく中では、その人をしっかり理解する為に障害を意識しています。でも改めて「障害とはなんぞや」と聞かれても、まともな答えは無いですね!


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