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支援技術を道具として 1/5

2005年12月13日掲載

障害のある人のスペシャルニーズに応えるため、アシスティブテクノロジーの開発や取り扱いをされている、テクノツール株式会社の島田努さんにお話をお聞きしました。

会社設立のきっかけ

聞き手:

もともと航空関係のエンジニアとして活躍されていたとお伺いしていますが、どうして福祉関係の仕事をされるようになったのですか?

島田:

私はかつて障害のある子供の親でした。そのとき、病院の先生や療育園の先生にとても親切にしていただきました。40歳くらいのときに、福祉に関連した仕事をしたいと考え始めました。しばらくは、どういう仕事をすればいいのか、自分に合った仕事があるのかどうか分からずにいたのです。悩み続けていたあるとき、「なければ自分で会社を作ればいいじゃないか。」と思い立って始めたのがきっかけです。

私は典型的な団塊の世代の人間なので、仕事人間なんでしょうね。ボランティアのように空いている時間でやるのではなく、もっと集中して取り組みたいと思い、会社を作るという道を選んだのだと思います。

パソコンが世に知られるようになってから、障害のある人にとってアシスティブテクノロジーが有益だということがわかり始めました。アシスティブテクノロジーは、日本語に直すと支援技術です。その支援技術の開発・提供が、自然と事業の中核になっていきました。

社名も、「支援技術を道具に」とイメージしました。「アシスティブテクノロジーを道具にする」、ということでテクノツールという名前にしたのです。

写真:机の上の資料をみている島田さん

聞き手:

福祉の分野ですと、マーケットが狭いと思います。会社として成功するのは難しかったのではないですか?

島田:

会社として利益をあげることは、とても難しいと当初からわかっていました。でも、逆にそれを成し遂げたかったのです。

もともと技術系の人間なので、なにか物作りをしていきたいですね。この業界では、欧米にはいい製品がたくさんあるのですが、日本はまだまだです。国内でいいものを作りたいという気持ちがあります。

福祉業界特有の問題で、数があまり出ないとか、サポートが大変だとか、いろいろな事情はありますが、そういう中だからこそいいものを作りたいのです。営業では、自社製品だけでなく他社製品のすべてを扱いたいと思っています。すべてというと大げさですが、ユーザーが望むものは提供できるような会社になりたいと考えています。


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