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「ゆうゆうゆう」は、NTTが障がい者の雇用促進を目的に設立した「NTTクラルティ株式会社」によって運営されています。

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1.発端は県のプロジェクト2

2005年9月2日掲載

平成13年7月、三重県の障害者IT在宅就労支援プロジェクトが始まりました。

私は、県の担当者として、このプロジェクト案を当時の北川知事に提案しました。

他の大きなプロジェクトの片隅にあってもほとんど目立たないし、邪魔にもならないから、「じゃ、やってみろ。」みたいな乗りで運良くさせていただきました。

まあしかし、それがここまでハマるとは・・自分でも予想すらできませんでした(笑)。

ところが、大そうにプロジェクトとは言うものの、私自身、福祉分野に従事していたわけでもなく、予備知識があったわけでもなく、まったく未知の分野でした。

それなのにやろうとした理由は、全国各地で、行政ではなく、社会福祉法人やNPOなどの民間支援団体が、地道な就労支援活動を続けているのを知ったことです。

ただでさえ運営が容易ではない民間団体が一生懸命やってるのに、行政は指をくわえて見ているだけなのはおかしいでしょう。今だからこそ、行政もやらなきゃって考えたのです。

各団体にお伺いして勉強をさせていただいてわかったことは、障害があっても、必ず誰でもが可能性を持つこと。本当にとてもシンプルなことでした。

このこと、本当は「当たり前」のことです。でも、健康が「当たり前」の自分にとっては、「障害」というものはまったく別次元のもので、何も知らなければ、ずっと関わることもないかも知れないことでした。

障害を持ってしまえば、いろいろなバリアや制限があって、とても通常のように働けないだろうし、働くといっても、やっぱり作業所や授産所などで働くしかないんだろうっていう感覚も「当たり前」のように思っていました。

当然、重度の障害により、働くことが不可能な方も多く見えることは事実です。しかし、障害があるということで、すべての方を一括りに考えてしまっている日本の福祉のあり方そのものがおかしいのではないかと。せめて「機会の確保」や「情報の提供」があれば、つまりチャンスがあれば、支えられるだけであった側から、一人でも支える側に回って、誇りを持って働くことが可能になるのではないかと思いました。

この取り組みは、「反福祉」として行政でも大きな反発を食らってしまうことも覚悟しましたが、「まあ、やるだけやってみよう。」と、先行きもわからずに始まったのでした。

プロフィール

写真:岡本さん

岡本 悟/おかもと さとる
1965年12月17日生まれ
三重県職員
eふぉーらむ プロジェクト・リーダー

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