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大学で学びたい−障害のある子供達の大学進学を支えて1/4

2007年5月9日掲載

障害がある子供達の進学状況

“障害学生”という言葉をご存知だろうか。言葉通り、障害のある学生のことだ。
少し丁寧に説明すると、大学等と総称される高等教育機関(大学、短期大学、高等専門学校)で学んでいる障害のある方である。
実際のところ、聞いたことも見たこともない方が多い言葉だろう。言葉自体がまだ新しいのだろうが、"障害学生"自体の絶対数が少ないことも理由の一つのはずだ。

それでは、大学等で学ぶ全学生のうち“障害学生”の割合はどのくらいなのだろうか。
今年の1月に独立行政法人 日本学生支援機構から発表された調査報告によれば、わずか0.16%(参考値)だという。学生1000人あたり2人に満たないのである。そもそも、約4割の学校には障害学生が在籍していないとのことだ。
在学中、"障害学生"に会うこともない学生生活(キャンパスライフ)を送る学生が多いわけで、言い換えれば、障害のある方で学生生活を送る人が少ないということである。

では、"大学全入"という言葉はご存知だろうか。"障害学生"という言葉は知らなかった方でも、こちらは知っている方が多いのではないだろうか。
少子化などの影響で大学の入学定員数が入学希望者数を上回ってしまう状態のことで、2010年頃には現実となりそうなのだが、選り好みしなければどこかの大学に入学できると言われる現在、実質的には既に"大学全入"の状況だと言われている。
それを裏付けるかのように、文部科学省の統計では昨年度の時点で大学等への進学率は75.9%を示している。

その一方、前出の日本学生支援機構の調査によると、身体に障害のある子供の大学等への進学率はだいたい17%から20%とのことで、全体の進学率とは大きな開きがあることがわかる。 また、盲・ろう・養護学校(知的障害を除く)の高等部からの大学等への進学率は5.2%に過ぎないことが障害者白書(平成18年版)で明らかにされている。

しかし、現状では"障害学生"の数こそ少ないが、進学して学ぶ意欲がある障害のある子供は少なくない。毎年、3,000人の障害のある子供達が大学受験に挑戦しているとのことだ。
そんな子供達と"障害学生"を草の根で支援し続けている団体の一つを紹介したいと考え、編集部は取材に赴いてきた。


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