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2.バディで育つもの

2005年6月17日掲載

このバディは、互いを知ることだけではなく、互いの居場所が見つけられ、特に自閉症児にとっては、同年齢の健康な生徒との生活は自立のための社会性の強化に結びついています。

社会に出る直前のこの大切な時期には、保護だけではなく仲間として、友としての一言が大きな成長の要因となっています。

一方、不登校であったり、いじめられっ子であった健康な生徒の多くは、とかく自分が一番弱く、ダメな人間であるという意識を強く抱いている傾向があります。

このような健康な生徒にとって、障害がありながら純粋で素直で懸命に生きている自閉症児の存在は、自分を奮起させるカンフル剤のようになっているようです。

やがて彼らは自信を取り戻し、卒業後の進路において教育、福祉関係を選ぶ健康な生徒も多くいます。

実際に当学園の幼稚園には現在2名の卒業生が混合教育の実践者として日々保育に取り組んでいます。

これも、混合教育、バディの大きな成果であると思っています。

また、このバディは学校内だけに止まらず、休日を使っての校外交流(ハイキング、ボーリング、カラオケ、映画等)へと発展しています。

この発展は、自閉症児にとって確実に余暇活動の充実に繋がっています。

さらには、卒業後も継続しているケースもあり、まさに自閉症児の生涯にわたってのバディとなっているようです。

元来バディは、学校内で自然発生的に誕生したものでした。しかし、現在はその成果を認めた我々教員が意図的に形成させている感があります。

やはり、本来は学校の中や社会の中で自然発生的に多くのバディが出来ることが理想であります。

また、出来るように我々教員が更に努力しなくてはいけないと痛感しています。

そして、このバディが全国の学校に普及することを願ってやみません。


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