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1.障がい学生の支援に携わるようになった経緯

2014年6月10日掲載

今回は、私が障がい学生支援に関わるようになった経緯についてご紹介します。
広島大学では、すべての学生に質の高い同一の教育を保障することを基本方針として、身体等の障がいにより修学上の困難や不自由のある学生(以下、障がい学生)に対する、合理的な配慮や調整、アクセシビリティに関する支援に積極的に取り組んでいます。

私が勤めているアクセシビリティセンターは、支援の責任を担う部局(学部・大学院等)に対して、支援やアクセシビリティに関する助言や提案を行ったり、支援者の育成や派遣を行ったりしているセンターで、障がい学生支援の学内拠点の役割を果たしています。
私が、障がい学生支援の取組に関わるようになったのは、2001年4月に、アクセシビリティセンターの前身である「障害学生支援のためのボランティア活動室」の助手(正式には総合科学部の助手)として採用されてからになります。
それまでは何をしていたかというと・・・理論物理学の研究をしていました。ちなみに博士論文のタイトルは「薄膜超流動ヘリウム3における境界効果」です。

写真:クセシビリティセンターが入る「広島大学学生プラザ」の模様

「博士号」をとった後は物理や情報関係の非常勤講師をしたり、広島大学の情報教育研究センターで教務補佐員をしたりしながら、広島大学で研究生をしていました。
広島大学の障がい学生支援の取組は、2000年に全盲の学生と重度の難聴の学生が同時に入学したことをきっかけとして大きく進むことになります。そこで、2000年度の取組の成果を整理し、持続可能なものとするために、2001年度から新しく助手が採用されることになりました。

職務内容には、取組の成果の整理・データベース化と、支援方法の開発のようなことも盛り込まれていたように思います。ITに強くて教育経験がある人を探しているということで、当時、情報教育研究センター長であった私の指導教員に照会があり、私に声がかかったというのがこの仕事に就くことになったきっかけです。
障がいのことも支援のことも全くの素人でしたが、これから新しいことを築いていく感じの職務内容には興味を魅かれました。何も分からないところからのスタートだったので、学生を支援するというより、学生を頼りにするスタンスが自然に身に付きました。

学生を頼りにしていると、学生の良い所が良く見えるようになります。障がいや支援に関する経験や知識もなかったので、活かせる経験や知識はなんでも活かそうとする姿勢も身に付きました。何も分からないところからスタートした助手時代の経験は、現在の仕事にも大きく活きているように思います。

プロフィール


写真:山本幹雄先生の顔写真

山本 幹雄/やまもと みきお

1971年福岡県生まれ
1994年広島大学総合科学部卒
1999年広島大学生物圏科学研究科博士課程後期修了
  博士(学術)
2001年広島大学総合科学部助手(ボランティア活動室)
2005年広島大学教育室特任教員(ボランティア活動室)
2006年広島大学教育室特任講師(ボランティア活動室)
2008年広島大学アクセシビリティセンター 准教授
  (現在に至る)

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