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ことばと心を育む会は子供たちの幸せを願うため1/4

2005年8月9日掲載

静岡県でことばと心を育む会の会長や、「全国ことばを育む会全国大会」の実行委員長を務められている吉岡正さんに、ことばの障害や全国大会についてお話をお聞きしました。

ことばの障害とは?

写真:ことばの教室について語る吉岡さん

聞き手:

ことばと心を育む会はどんな会なのでしょうか?

吉岡:

言語障害児の親が集まっている会です。共通の課題を検討し、解決することを目的としています。言語障害児のためのことば教室や、親にとって役に立つ情報の提供など、子供をのびのびと教育できるような活動をしています。 ことばの教室は、学校や病院などの中にあります。そこで、障害の改善や克服に役立つ指導が行われています。

聞き手:

私もことばの教室に6年間通いましたが、先生と生徒が1対1でのびのびと学べる場所でいろんなことを教えていただきましたよ。 今は、ことばの教室の訓練はどんなことを行っていますか?

吉岡:

週に1回か2回、通常の学級からことばの教室に行きます。そこで、先生と生徒が1対1で発音やことばの遅れを訓練するのです。吃音(きつおん)の克服などを専門にしている先生が、本や機材、声、体を使って指導をしています。時にはグループ指導も行われています。小さい子供には、シャボン玉やおもちゃを使って遊びながら、訓練することもありますが、先生によって方法も変わってきます。

写真:ことばの障害について語る吉岡さん

聞き手:

ことばの教室の先生とは、特別な免許などを持っている先生なのですか?

吉岡:

今のところは、小学校の教諭免許を持っていれば、ことばの教室の先生になれます。でも、これからは、専門的な資格が必要になってくると思います。理由は、ADHD(注意欠陥多動障害)、LD(学習障害)などのお子さんが通うケースもありますので、教育をしていくには専門的な知識が必要となるからです。

聞き手:

ことばの教室に通っているお子さんたちが持つ、「ことばの障害」というのは、どのような障害なのですか?

吉岡:

ことばの教室に通う子供たちの「ことばの障害」には、いろいろあります。 まず、脳性まひによって、呼吸・発声・発音などがスムーズにできない運動障害性構音障害。一つのことばを言うのに時間がかかって発音がはっきりせず、言いたいことが相手にうまく伝わりません。

吃音障害がある子供は、同じ単語を繰り返して、詰まってしまい、はっきりと言えなくなります。 そのほかにも、口の中が裂けているために口が回らなくなってしまう、口蓋裂(こうがいれつ)障害のある子供や、人の前に立つと上がってしまい、しゃべることができなくなってしまう子供もいます。

それから、難聴の子供も言語に関わってきます。難聴のある子供のために、きこえの教室というのもあります。この教室でも、同じように発音の指導などをしています。 言語障害といっても言葉の発音だけではなく、コミュニケーションの障害も一緒になります。「ことばの障害」というのは幅広いです。


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