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バリアフリー体験記1/4

2006年10月3日掲載

今回、初めて第21回リハ工学カンファレンスと神戸市までの交通バリアフリーを調べるという企画に取材陣として参加することになりました。せっかくなので、「飛行機にも乗ろう!」と決意。こうして、車いす利用者の私は、全く土地勘のない所へ、普段あまり使用しない電車や飛行機を使って行くことになったのです。一体、どんな旅になるのでしょうか。不安もありますが、「旅は道連れ、世は情け」ですよね。2日間の体験を交えて、駅や空港、各交通機関のバリアフリー状況をご報告します。

ネットを使って、宿と航空券の手配

出張日程が決まり、さっそく宿探しを開始。ネット上の「車いすで利用できるホテル一覧」から選ぶことにしました。サイトには、バリアフリールームのトイレや浴室の写真が載っているので、参考になります。取材先や駅から近い宿は、数が少なかったのですが、なんとか確保できました。
バリアフリーホテル情報:車いすで利用できるホテル一覧(兵庫県)

次は、航空券の手配です。航空会社のサイトから、空席情報やチケットの予約方法、障害のある人へのサポート内容などを確認しました。専用ページでは、予約時や当日のことが丁寧に説明されています。ただ、トップページからこのページを見つけるのが大変でした。もっと見やすくなっていたらいいなと思いました。
その後、電話でオペレーターに車いすのタイプや、付き添いの有無、身体の状態などについて伝えて予約完了です。チケットの購入はカード支払いにして、当日、受け取ることにしました。
JALプライオリティゲストサポート

写真:機内用の車いすに乗り移る様子

つらい朝…

当日は寝坊が怖くて、早朝3時起き。ハードな一日の始まりです。
最寄りのJRの駅に5時ごろ到着。窓口で駅員さんに介助をお願いしました。エレベーターがないので、エスカレーターを車いす用に切り替えてもらいます。この状態の時は、他の人は乗れないので、なんとなく気が引けて恥ずかしいんですよね。ホームに降りたものの、駅員さんがスロープ板を忘れて、反対側ホームにいる駅員さんに「どこにあるんだっけ?」と話し出しました。「この先、大丈夫かな」と、一瞬、不安がよぎります。

写真:カウンターに置かれた筆談器

8時15分のフライトに合わせて、7時に空港のサポートデスク前で待ち合わせ。サポートデスクでは、障害者手帳の提示や車いすの乗り換えのことなどを、もう一度確認します。ふと見ると机の上に、会社でよく使っている筆談器がありました。聴覚障害の人とは、これでコミュニケーションをとるのですね。空港は、トイレも移動も特に問題なく快適でした。
さあ、いよいよ搭乗です。車いす利用者は優先搭乗なので、お先に失礼。機内にはいる前に、自分の車いすから、機内用の車いすに乗り換えて、手荷物預かりのチケットをもらいます。機内では、音楽や落語を聴こうと思っていたのですが、早起きがきいて眠い…。あっという間に50分が経って、着陸の時間です。もっと乗っていたいなぁ(笑)。車いすで使えるトイレもあったのですが、利用しない間に到着してしまいました。


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