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IBSA ブラインドサッカー世界選手権 2014_後半

2014年11月28日掲載

写真:

アジア地区で初の開催となった「IBSAブラインドサッカー世界選手権」が終了しました。
日本代表は初の決勝トーナメント進出を果たし、過去最高の6位でした。
決勝戦は、前回優勝のブラジルと永遠のライバルのアルゼンチンで、激しいバトルの末、ブラジルチームが優勝!
圧倒的な攻撃力と観客を魅了するサッカーで、会場を大いに湧かせました。
ブラインドサッカー日本代表はこれからも世界に挑みます。

試合結果

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順位 チーム名
優勝 ブラジル
準優勝 アルゼンチン
3位 スペイン
4位 中国
5位 パラグアイ
6位 日本
7位 コロンビア
8位 ドイツ
9位 フランス
10位 韓国
11位 トルコ
12位 モロッコ
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会場のバリアフリー体験レポート

写真: 今大会では、会場に訪れた障がいのある方や一時的に体の機能が低下している方にも試合観戦を楽しんでいただけるように、さまざまなサービスやサポートがありました。
バリアフリーの観点からノーマライゼーションを推進し、誰もが同じく楽しんで応援できる環境に挑戦しました。
実際に、編集部員がバリアフリーについて、体験してきましたので、お届けします!

視覚障がい者からのコメント

写真: 晴天のもと、アルゼンチン対韓国の試合観戦をしました。視覚に障がいのある私には見て観戦することは難しいです。
今回、専用の貸し出しラジオを利用して、実況中継があり、試合を楽しむことができたのです!
ラジオから流れてくる音声は極めて鮮明で、確かに試合の状況を把握することができました。
「アルゼンチンの8番、中盤でボールを奪って、ドリブルでゴール前までボールを持ち込みます!!」 「しかし、韓国の14番身体を寄せてボールを奪い、大きく右サイドにクリア。」 といったような感じです。
誰もが一番気になると思われるゲームが止まっている場面においても、その理由となっているファウルやケガの内容などを丁寧に説明してくれていました。PKの判定の瞬間も、はっきり聞きとげることができました!
写真: ラジオの使用方法はいたって簡単で、スタッフの方が事前に説明してくださいました。
このサービスがあれば、視覚に障がいのある人も、試合を楽しむことができると思います。
さらにブラインドサッカーの魅力が広がると感じました。
また、立体地図による試合場の空間認識をサポートしてくれるサービスがありました。 こちらもうれしいサービスです。
縮小模型を指でなぞらせてもらえ、ピッチ・応援席・階段の位置などが把握できました。 試合を楽しむための事前情報として、重要な要素です。 五感を使って楽しむブラインドサッカー観戦への取組みには発展性を感じます。
一つ要望を上げるとすれば、ラジオ中継は、試合前とハーフタイムに中断、試合終了と同時に中継も終わってしまいます。
ハーフタイムなどの時間を使って、大会の勝敗状況などの情報を入れてもらえると、さらにステップアップしたサービスになるのではないかと思いました。

聴覚障がい者からのコメント

写真: 受付・案内の際には、ブースにいる手話通訳者に対応をしてもらいました。 また、iPadの貸し出しサービスもあるので、iPadの筆談アプリを使って会話することもできます。
試合中の手話通訳サービスなどは、特にありませんでした。 そのため、選手交代などのアナウンスが流れていても、何を言っているのかは全くわかりませんでした。 写真: 選手交代、ファウル、ハーフタイムなどは、見ていれば何が起こっているかはわかりますが、何か音声の内容を伝えてくれるサポートがあれば嬉しいと思います。
例えば、貸し出してくれるiPadにアナウンスの字幕を流すとか、試合中にも手話通訳をつけてくれるとか、そんな工夫があれば、より聴覚障がい者も楽しめると感じました。

車いす利用者からのコメント

写真: 車いすを利用している私は、車で、車椅子専用の駐車スペースがある渋谷区役所前公共地下駐車場を利用しました。 駐車場から会場までは10分ほど。初めは坂がありましたが苦労なく会場に到着できました。
写真: 会場では、チケット購入の時から、介助者が対応してくれました。 場所によっては、車いすをこぎにくい所がありましたが、案内してくれるので安心。
また、車いす用のトイレも設置されているので長時間の観戦も大丈夫です。
写真: 試合は、車いす専用のスペースが設けられていました。
コートの間近で、しかも、1メートルほど高い場所から見ることができるので、車いすから選手の動き・ボール運びがよく見え非常に迫力を感じることができました。

編集後記

日本代表チームは、初の決勝トーナメントに進出し、6位という結果でした。
「世界の壁は厚い」と感じた大会でしたが、一つ一つの積み重ねが日本代表チームを強くしていくと思います。 今回、試合会場に弊社社員がお邪魔してバリアフリーサポートをチェックしました。
特に、視覚障がい者が一人でも試合を観戦できるようにした「音声ガイド」は、状況を説明してくれるので、みんなと一緒に試合を楽しめると思います。
また、聴覚障がい者から小さな指摘がありましたが、改善して今後につながればと思います。 そして、2020年の東京パラリンピックに向けてより良い環境で試合が行われたらいいなと思いました。
そのためにも、ブラインドサッカーを一人でも多くの人に知ってもらうことが大切だと感じました。


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