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世界へ羽ばたけ!パラトライアスロン−2015世界トライアスロンシリーズ横浜大会

2015年5月12日掲載

写真:パラトライアスロン情報「paratriathlon」

5月16日・17日に、横浜市山下公園特設会場において「2015世界トライアスロンシリーズ横浜大会」が開催されます。
その中で、障がいのある選手が出場する「パラトライアスロン」という競技がありますが、この競技は 2016年にブラジル・リオデジャネイロで開催される、パラリンピックの正式種目となりました。
今回は「パラトライアスロン」についてご紹介します。

パラトライアスロンとは?

写真:パラトライアスロン種目の一つ「バイク」を二人乗り自転車「パンデム」で走行している様子

競技内容

  • 国際トライアスロン連合(以下ITU)のルールに従い、スイム(水泳)、バイク(自転車)、ランの3種目を続けて行う競技です。

参加資格

  • パラトライアスロン競技は、制限される活動の程度に応じて選手の機能障害をクラス分けして行われます。ITUが管轄する大会で競技する全てのパラトライアスリートは、国際パラトライアスロン・クラシフィケーション(注)を受け、競技参加に関する最低限の資格基準を満たしていることと、適切な競技クラスへの割当てが確定されていなければなりません。
(注)クラス分けのこと

写真:パラトライアスロン種目の「ラン」を専用車いすで走行中の様子

クラシフィケーションが求められるパラトライアスリートは、以下の条件が必要になります。

  • レースに先立ち、ITUのクラス分け委員が指定した時間にクラシフィケーションを受けること。
  • クラシフィケーションの際、適切な医療関係者のサインが記された“ITU PI Medical Diagnostics Form”または“ITU VI Medical Diagnostics Form”、パスポートサイズの写真、その他関係する医学的な証明となる書類を提出すること。

ITUが定める機能障害の種類
筋力障害脊髄損傷、筋ジストロフィー、腕神経叢損傷、Erb麻痺、ポリオ、二分脊椎、ギラン・バレー症候群
受動的関節可動域障害関節の強直、関節拘縮症、火傷後の関節拘縮、関節の過可動性は含まれない
四肢欠損外傷や先天性四肢欠損症(肢異常)による切断
筋緊張亢進脳性麻痺、脳損傷、脳卒中、多発性硬化症
運動失調脳性麻痺、脳損傷、多発性硬化症、フリードライヒ運動失調、脊髄小脳失調
アテトーゼ脳性麻痺、脳卒中、脳損傷
視覚障がい近視、視野狭窄、暗点、網膜色素変性症、緑内障、黄斑変性症、先天性白内障

競技カテゴリーについて
PT-1(車いす利用者)・筋力障害、四肢欠損、筋緊張亢進、運動失調、アテトーゼなどの選手。
・クラシフィケーションの評価で640.0ポイントまでの選手でなければならない。
・バイクではリカンベントタイプのハンドサイクル、ランでは競技用車いすの使用が義務。
PT-2・クラシフィケーションの評価で454.9ポイントまでの選手のうち、四肢欠損、筋緊張亢進、運動失調、アテトーゼ、筋力障害、受動的関節可動域障害などのある選手。
・アンプティ選手(切断肢選手)は、バイク及びランでは、義肢や装具が許可される。
PT-3・クラシフィケーションの評価で455.0〜494.9ポイントまでの選手のうち、四肢欠損、筋緊張亢進、運動失調、アテトーゼ、筋力障害、受動的関節可動域障害などのある選手。
・必要に応じ、バイク及びランでは、義肢や装具が許可される。
PT-4・クラシフィケーションの評価で495.0〜557.0ポイントまでの選手のうち、四肢欠損、筋緊張亢進、運動失調、アテトーゼ、筋力障害、受動的関節可動域障害などのある選手。
・必要に応じ、バイクやランでは、義肢や装具が許可される。
PT-5視覚障害・光を感じることができても手の形等がわからない全盲の選手と部分的な視力を持つ選手。
・同性、同国籍のガイド1名がレース全体を通して伴走しなければならない。
・バイクでは、タンデム自転車を使用する。

2015世界トライアスロンシリーズ横浜大会の概要

写真:横浜赤レンガ倉庫の前を自転車で走行中
   名称2015世界トライアスロンシリーズ横浜大会
   開催日2015年5月16日から17日
   開催地横浜市山下公園特設会場

競技内容
エリート(トップアスリート)の部・スタンダードディスタンス:51.5km
(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)
エリートパラトライアスロンの部・スプリントディスタンス:25.75km
(スイム0.75km、バイク20km、ラン5km)
エイジ(一般)の部 ・スタンダードディスタンス:51.5km
(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)

・スプリントディスタンス:25.75km
(スイム0.75km、バイク20km、ラン5km)
エイジパラトライアスロン(一般)の部・スプリントディスタンス:25.75km
(スイム0.75km、バイク20km、ラン5km)
リレーの部・スタンダードディスタンス:51.5km
(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)

出場選手からのコメント

写真:視覚に障がいのある米岡選手がランを伴奏とともに走行している様子

米岡聡選手(視覚障がい)
今回で3回目の横浜大会参加になります。
昨年は世界との差を痛感しました。 今年は1秒でも早く、一つでも上の順位を目指して、貪欲に攻めていきたく思います。
またこの機会に、こういった、パラのトライアスロンのイベントが日本でも行われていることを、一人でも多くの方に知っていただければと思います。

編集後記

イラスト:二人乗り自転車「パンデム」

2015世界トライアスロンシリーズ横浜大会は、世界最高峰の戦いを間近で見るチャンスです。 そして、一般のトライアスロンと障がい者のトライアスロン競技を一緒に観戦できるのも、 魅力的なことではないでしょうか。 現状、障がいのある選手は、練習する場所の確保が難しいと聞きます。 例えば、競技用車いすで走れる場所など多いとはいえません。 また、視覚障がいの場合、タンデム自転車を使用しますが、 同じように練習場所が少ないそうです。 こうした大会を通じて、パラトライアスロンという競技があることを多くの人に知っていただき、 競技に対する理解が広がるのではないでしょうか。 障がい者スポーツが、どこでも当たり前にできるようになるとうれしいです。


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