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経験は人を育てる―スポーツを通じて

2005年6月3日掲載

私は、社会福祉法人太陽の家に勤めて24年が過ぎます。「世に心身障害者はあっても、仕事に障害はあり得ない。保護より機会を!」をモットーに障害のある方に労働の場を提供し、付加価値の高い労働、そして質の高い生活をと、現在でも仲間として1600名が働き、スポーツも楽しんでいます。

「仕事をするためには健全な心と身体」。古い言葉のようですがなぜかそうだなぁと思っています。

これについては訓練課というところで勤務していた頃のお話をご紹介します。

16年程前、ツインバスケットボール(障害の重度の方でもバスケットを楽しむことを目的としたもので、ボールを高くあげられない方に床上120センチのリングをコート内にもう一つ設置し、通常のリングと二つのリングで障害の程度にあわせてそれぞれリングを使用するものでルール等は障害に併せて考案していきました)を九州一円で普及する時期のころです。

当時は、関東・関西地域では頸髄損傷の方だけでしたが、九州は筋ジス・脳性麻痺の方等特に障害の種別に区別せず参加できるよう取り組みました。

その活動の中で「太陽の家ツインクラブ」が設立され、バスやフェリーに乗り遠征にも行くようになりました。

当初遠征とか練習とかいろいろな企画は私たちが立てていました。(極論言われるままに動いていました。)これではと訓練課とクラブ員で話し合い、少しずつ企画をチームに移行し、経験を増すことに努めました。

クラブ員は各自話し合い、役割分担を進め、練習会場の予約、遠征の企画等々を計画出来るようになりました。

もちろん私もその歯車にはいり車の運転を依頼されたりしました。

また、外部の方と交流・調整することを楽しみにしているメンバーもいます。関西汽船の方々とは「また今度」とか気軽に挨拶を交わし、社交性も大きく変化しました。

このように経験は人を育てます。特に身障スポーツは他人の障害程度により結果が大きく左右されますので、広い視野が宿ります。

そして、これらに参加したメンバーは大きく成長し、社員や社会復帰を可能としてきました。

私には人を雇用する力はありませんが、機会を作ること、情報を提供すること、そして仲間として応援することを今後も続けたいと思っています。

プロフィール

写真:古手川さん

古手川 俊明/こてがわ としあき
1956年生まれ
1981年 社会福祉法人太陽の家別府本部入社
2001年 愛知事業本部総務課へ異動
2005年 別府本部生活部地域支援課へ異動、地域支援センターの運営に携わる
障害者スポーツについては共に活動することを大切にし、車いすテニスのコーチ・ツイン車いすバスケットボールの審判・障害者スポーツ指導員を長年務める 


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