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ガイドと一心同体で競技に臨む 1/4

2005年11月29日掲載

2002年、ソルトレークシティーパラリンピックにノルディックスキー(クロスカントリースキー、バイアスロン)のB1クラスに出場し、2006年のトリノパラリンピックに出場予定の長野県松本盲学校教諭、小林稔さんにお話をお聞きしました。

日々練習!

写真:右手にスキー板を持つ小林さん

聞き手:

小林さんはトリノパラリンピックに出場されるのですよね?

小林:

出場の内定はしていますが、12月にならないとわかりません。今度のトリノパラリンピックは、前回のソルトレークシティーパラリンピックのときにも出場した、ノルディックスキーの中のバイアスロンという競技に絞り、出場する予定です。

聞き手:

競技を始めたきっかけを教えてください。

小林:

今の学校に勤務して、体育の先生にスキーを勧められました。初めはド素人でしたので、練習はとてもきつかったです。

聞き手:

どのように練習したのですか?

小林:

1998年の長野パラリンピックの前に、白馬で練習したのが最初です。平地を滑ることすら難しく、坂を上るのも大変でした。フリースタイルで平地と坂を滑る方法は、3種類あります。クイックスケーティング、ラピットスケーティング、スーパースケーティングです。ただ滑れば良いのではなく、3種類の滑り方をマスターしなければならなかったので、それが大変でした。コースを1週するだけでも「ハァーハァー」と息が続かず、体力がありませんでした。これでは、いけないと思い、陸上を始めました。トレーニング代わりとして1500m走を始めたら、おもしろくて陸上にもはまってしまいました。

そして、長野パラリンピックの2年後にあった、クロスカントリースキー世界選手権に初めて出場しました。全く見えない人などのクラスであるB1クラスなら可能性があると思いましたが、結果は散々でした。それから、悔しくて、学校の近くにある総合体育館に毎日通って、体力作りをしました。その後の大会では、良い成績を納めることができました。

ソルトレークシティーパラリンピックでは、スキーの滑り方を重点的に特訓してクロスカントリースキーとバイアスロンで大会に臨みました。

写真:インタビュアにスキー板を触らして説明する小林さん

聞き手:

バイアスロンの競技内容を教えてください。

小林:

バイアスロン競技は、クロスカントリースキーのフリーにプラスして射撃の成績を競うものです。その中でバイアスロンは、ショートとロングの2種類に分かれます。

ショートは、クロスカントリースキーで1周2.5kmを3周滑ります。1周した後、5発ビーム銃を撃ちます。これをもう一度繰り返した後、最後にもう1周滑ります。全部で10発撃つことになります。射撃で的を外すと、1発につき約100mのペナルティコースを滑らなければいけません。 ロングもショートとほとんど同じなのですが、持ち玉が20発になって、5周滑ります。 ショートと一番違うのがペナルティです。射撃で的を1発外す度に全体のタイムに1分加算されます。速く滑り、正確に狙うのがポイントです。


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