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点字について

点字の歴史

1.点字の成り立ち

ナポレオン時代フランスの砲兵大尉シャルル・バルビエが夜でも触覚だけで読むことができる伝令の秘密保持のための暗号用文字を考案しました。 これが点字の基礎となったといわれています。
彼は点を書かずに浮き彫りにし、暗闇の中でも解読可能にしました。 視覚と触覚の両方を意識して考え出された伝達方法であったのです。 バルビエはこれを軍事目的だけでなく、盲人用文字として活用できないかと考え、改良を加え12点の点字にして、パリの盲学校にもちこみました。 その盲学校の生徒にルイ・ブライユがいました。ブライユは3才のとき錐が目に刺さり失明し、10才の時パリの盲学校に入学。 バルビエの文字を手にした彼はその欠点を改良し、読みやすい6点式の点字を作ったのです。時は1825年、ブライユが15才のときでした。
しかし、この点字はすぐには認められず、パリ盲学校でもなかなか採用されませんでした。その後彼は母校の教師をしながら点字の研究と改良を続け、公認されることを望みました。 6点点字がフランス政府から正式に認められたのは彼の死後2年経ってからでした。点字のことを「ブレール(Braille)」と呼ぶのは、彼の名前に由来しているのです。

2.日本点字の成り立ち

日本に点字が入ってきたのは1880(明治13)年ごろのことで、ブライユの6点点字でした。 当時は欧米の点字の紹介程度だったのです。
1887(明治20)年、官立東京盲亜学校でアルファベットをそのまま用いたローマ字方式の点字が導入され、教員や生徒の間で大きな反響をよびました。当時の日本のブライユ点字はローマ字の音韻組織に基づいて構成されていたため、かな文字を表すのに母音以外はすべて2字のアルファベットを必要とし、作業が煩雑でした。
そこで東京盲亜学校長の小西信八は、かな文字にあった点字の研究を依頼しました。同校ではローマ字でなく、日本語にあう点字について研究しようという気運が高まり、教員や生徒が三つの案を考えました。それらを持ち寄って検討した結果、教員の石川倉次によって五十音にあうように改良された石川案が、点字選定会場において満場一致で、正式に日本点字として採用されました。
1890(明治23)年11月1日のことです。以後、11月1日は「点字記念日」となっています。初めは点字も歴史的かなづかいと同じ表記にしていましたが、ローマ字論者でもあった石川倉次は、最も望ましいのは表音式かなづかいだという主張からさらに研究を続け、1898(明治31)年、拗音点字を発表しました。
これによって現在の表音式点字の体系ができあがったのです。 1926(大正15)年には、選挙投票に点字が認められ、点字の法制上の地位が確立しました。 1966(昭和41)年、「日本点字委員会」が発足し、日本の点字の表記法を決定する唯一の機関として誕生し、その後も読みやすく、書きやすい点字をめざして研究が続けられ、「マスあけ(分かち書き)」や書き方などが改善されています。


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